東芝太陽光発電360w・265wモジュール


高い発電効率、バックコンタクト方式を採用。
モジュールの表面にある電極は、太陽光をさえぎる障害となります。そこで東芝は表面から電極をなくし、すべて裏面に設計する「バックコンタクト(裏面接続)方式」を採用。P型電極とN型電極を交互に配置し、電極が混在する部分の面積を増やしています。これにより、電子のやりとりがスムーズになり高い発電効率を実現しています。

バックコンタクト方式により、朝や夕方のわずかな光でも発電に活かします。Sシリーズのモジュールは、朝や夕方、雨天時など日射量の少ないときでも、優れた出力特性※6によって、エネルギーを生み出します。

さらに、暑さに強い発電性能。気温の高い地域や夏の高温下では、太陽電池モジュールの変換効率は温度上昇によって低下します。しかし、新Sシリーズは、従来型Sシリーズに比べて、さらに暑さに強いつくりになっています。

高温高湿試験8000時間の出力低下は10%以下。Sシリーズでは、IEC認証基準1000時間を大幅に超えた、8000時間にも及ぶ高温高湿試験を実施。8000時間後も出力低下率10%以下という、長期信頼に応える結果を出しています。


太陽の光を有効利用、ARコート・反射防止膜・反射膜を採用。
反射による光の損失を抑えるためガラス表面に「ARコート(Anti Reflective Coater / 反射低減コート)」を採用。ガラス表面の屈折率を下げて反射損失を抑え、セル表面に「反射防止膜」を設けて、セルにしっかり太陽の光を取り込みます。さらに裏面にある「反射膜」のミラー効果により、光の発電効率を増大させています。


2020年のモジュール変換効率の技術達成目標を、現時点で達成。
実用モジュールのモジュール変換効率の技術達成目標は、2020年に「20%」とされています。 東芝のSシリーズ360W、265W、250Wモジュールは、すでにこの目標を達成しています。
